11月19日(土)、20日(日)に小鹿野文化センターにて郷土芸能祭が行われました。
2年生総合学習の歌舞伎学習班が公演を行いました。
また、本校には小鹿野子ども歌舞伎や各囃子会に所属している生徒もおり、
普段にも増して活き活きとした姿を見ることができました。
今回の鹿中ブログでは、公演前の準備も含めてご紹介します。
まずは化粧。通常は役者と化粧担当は分かれているそうで、
自分の化粧を自分で行うのは珍しいそうです。
化粧が終わると衣装に着替えます。ぐっと雰囲気が出てきました。
一足早く三味線の生徒は準備完了。お師匠さんと記念写真です。
着替えが終わったら、かつらをつけます。
公演中にずれないように詰め物をします。
かつらはこのような箱に入れて保管されていました。
黒衣や鳴り物担当の生徒も着替えます。
いよいよ幕が開きます。「東西~東西~!!」まずは口上から。
続いて『青砥稿花紅彩画白浪五人男 稲瀬川勢揃之場』。
通称は「白浪五人男」と呼ばれ盗賊「白浪五人男」の活躍を描く演目です。
『稲瀬川勢揃之場』では追ってきた捕り手と立ち回りになります。
まずは五人男の登場シーン。花道から登場です。
見得を切って一人ずつ正面へ。
全員が揃ったところで捕り手が登場。立ち会いになったあと一旦捕り手を追い払います。
一人一人が名前や出自などを名乗ります。
再度立ち会いとなって幕が閉じます。
幕が閉じる前の一コマ。とても真剣なまなざしです。
一旦幕が閉じた後に舞台挨拶。幕の開け閉め担当の生徒等含め、全員が揃います。
週一回という限られた練習時間ではありましたが、保存会はじめ様々な方のご協力の下、
無事公演を終えることができました。ありがとうございました。